「好きなことしてるんだからそりゃ楽しいよね」と言われた件
親戚「どう、学校は楽しい?」
自分「そうですね、大変だけど楽しんでます」
親戚「好きなことしてるんだからそりゃ楽しいよね」
と、久しぶりに会った親戚の方に言われました。結構前のことですが。
その場では「まあ、そうですね。楽しんでます。」とは返したものの。
うーむ、的を得てない意見だと思います。
どうなんでしょう。好きなことを仕事にしてる人で、それが好きで好きで、楽しくて楽しくて、苦しくても楽しさが勝って勝って、という人は一体どれだけいるのでしょうか。
個人的にはそんなにいないんじゃないかなぁと思います。むしろ好きなことを仕事にするって実は結構大変なことなんじゃないかなって思います。
自分はこれをするのが好きだって思ったから始めてみたものの、明らかに自分よりそれが好きな人も得意な人もいる中で、「好きだ」という気持ちだけでやれるものでしょうか。
答えはノーです。
なぜ好きなのか、なにが好きなのか、相手はどういうのが好きなのか、、自分は本当にそれが好きなのか・やりたいのか、、
とにかく自分の中の「好き」と世間の「好き」とさらには実際の自分の技術や内面ときちんと向き合わなければ、仕事としてプロとして続けることはできないだろうと思います。
それが好きなことを仕事にしてお金をもらうっていうことだと僕は思います。
そういうところを僕は目指しているつもりです。
それを
「好きなことしてるんだからそりゃ楽しいよね」
の一言で片付けられてしまうと悲しくなります。
あなたは好きなことをしていないのか?だからいま苦しいのか?
あなたの言う好きなことっていうのはお金がどこかから湧きながら後先考えずに趣味に時間をひたすら費やすことを指しているんじゃないのか?
言われた瞬間にそう思いました。そういう含みを持った言い回しでした。
全面的に応援してくれる両親に感謝して真剣に取り組んでいきたいです。