SNSのいいねの価値
今日もSNSを徘徊してます。
SNSには大抵ある「いいね機能」、もちろんされたら嬉しいですけど、
いいねがある、ない、多い、少ない、という現象にどういう意味を汲めばいいんでしょうか。
ポイントはその投稿を見ている人(フォロワー)がどういう人かではないでしょうか。
例えばまず、芸能人のスナップ。
その芸能人のことを好きな人がフォローしています。
したがって、その方の数々の投稿の中、いいねが比較的多い投稿がファンがほしい投稿であり、今後の活動の方針やイメージに直接影響します。どういう投稿がたくさんいいねをもらえるのかマーケティングをすることは、人気商売である芸能人の大事な戦略です。
では次に、フォロワーの少ない人(素人)の写真や作品にされるいいねはどうでしょうか。
有り余る承認欲求からタグをたくさんくっつけてネットの海に放ると少なからずいいねをされることになります。
この場合のいいねというのは、本当にいいねと思った適当な人々が適当に放ったいいねに過ぎません。この不特定多数の適当な人々の半端な数のいいねはその作品の価値を何ら示すことが出来ないのではないでしょうか。
本当にクオリティが高いものであれば(写真を見ただけでわかるようなわかりやすい良さ)世界中の人が反応し、それなりの大きな反響となるはずです。
したがって、素人投稿のいいねには大した意味がないのです。
モチベーションアップ程度のもので、その作品の良さや方向性を保証するものでは全くない、ということです。
それを制作するまでに考えたことや狙い、それを実現、表現できたのかどうか、それを客観的に自分で言えるのかどうか。またそれに自らツッコミを入れるとしたらどうか。こういったことを自分で出来るかどうかが基本になるような気がします。
「それ微妙だね」があればなんか面白そうだなと、なんとなく思います。