批評
僕は控えめに言っても「批評家」だと思います。
批判的な点も肯定的な点も同時に意識的に見つけます。
一般的に、他人への批評や意見というのはそのまま自分に返ってくる、ということはわかっているつもりです。
ものをつくる立場を自分に課しているとき、特に他人への批評は重く自分にはね返ってきます。
そうやって自分自身と自分がつくるものに客観的な視点を当てながらトライアンドエラーを繰り返す。僕の基本的な考え方です。
それはおそらく、他の人を批評しそれをそのまま自分に当てはめることで(自分はそうではない)とし、自分のことを正当化させようとする心理が強いからだと思います。
周りのダメのところ(や良いところ)を自然と見いだして、それを踏み台として自分は避ける(模倣する)ことで、自らの行動を規制していく。我ながらいやらしいと思います。
だけど、自分が納得できないような人に自分がならなくて済みます。
批評というもの、特に否定的なものは口には出さず、自分の中で糧にさせていくのが良いと思います。
だけど、誰かを内心批判的な批評(もっとこうしたら良いのに、自分はそうならないように気をつけたのにあれは出来てないな等)をし、そしてはね返ってくる自らへのその批評を自分はクリアしていると感じたとき、
堂々と偉そうに批判的な批評を口に出してしまう
こういうのよくないですよね。優越感を感じているだけで建設的じゃないと思います。非建設的な批評は批評ではなくただの否定になってしまいます。
むしろ「優越感を感じるための発言をする自分」というダサいものに対する客観的視点が忘れられています。
批評をするときの注意点
- いいと思った点は素直に口に出す。
- 改善点だろうと思う点を口に出す場合は、一般的で客観的な言い方で。
- 優越を感じるための批判は批評ではないし、かっこ悪い。