「ラブホ女子会」

SNSで何回か目にしていた「ラブホ女子会」なるもの。

当然ラブホテルで女性のみでする食事会のことをさします。ラブホテルという環境で、ただならない雰囲気のなか極めて下世話な話に花を咲かせるのであろうなあ。

 

去年ごろ、友人がハニトーが食べられるらしいとか言ってるのを聞いて(ラブホでそんなん食えんのかあ)なんてのんきに思っていました。

 

 

その友人がつい最近実際にラブホ女子会に参加してきたと先日話を聞くことができました。

 

一言で言うとめちゃくちゃガッカリしました。

どうやらラブホとは言ってもパセラ系列の小綺麗なラブホテルで、ただ「ラブホ女子会コース」を注文し、なんか各々趣味の可愛らしげな寝間着姿で女子会をしただけらしい。

 

 

 

 

なにそれ、ただの女子会じゃん!!!!

 

 

ふざけんなよ!!!!

 

 

ガチのラブホに女の子でぞろぞろ酒持ち込んで宴会するんじゃねえのかよ!!なんだよそれ!!なにが面白いんだよ!!!

ラブホ女子会しました〜」って言いたいだけじゃねえか!!!

 

そもそもパセラリゾーツの「女の子って“ラブホ女子会しました”って言いてえんだろ」っていう戦略が見え見えじゃねえか!!!

なに「ラ」「ブ」「ホ」の文字列に喜んでんだよ!!中学生かよ!!!

ちげえだろ!!!マジのラブホで性行為じゃなくて飲み会しちゃおう〜wwwっていう遊びじゃねえのか!!!バカ!!!!

 

 

そういう気持ちになりました。

なんなんでしょうね。これ。場の雰囲気のほうに先に楽しみを置いてるんですよね。

場の楽しさが自分自身の楽しさより先なんです。

つまり自分が可笑しいから楽しいとかではなくて「いまこの場の雰囲気は楽しいやつです!」っていうのを受けてから自分が楽しいってなる。いわゆるクラブとか渋谷のハロウィンとかそういうのもこのノリがあります。場の楽しさの同調圧力を自然と欲して受け入れてる感じ。

どうにも頭が空っぽって感じがします。むしろ多分、頭が空っぽか、空っぽにしたい人が好んでしてるんだとは思いますけど。

 

僕の感覚ではその場の同調圧力での楽しさの前に、自分自身の楽しさが大事だと思います。むしろ、場に漂う「なんだかたのしー気持ちになってきたよねー!ねー!」という雰囲気に飲まれたらヤベエとすら思います。

 

うーむ、どうやら「なんだかたのしー」を僕は認めないようです。