頭が悪いってことがわかっている
時々、「賢いね」「頭いいね」といったことを言っていただけることがあります。大抵の場合、「要領がいい」という意味で言ってるんだと思います。
ありがたい感想です。
だけど僕は自分でわかってます。僕は要領が悪いんです。
僕は要領が悪いからこそ、頭の中をうまく整理しきれないからこそ、目に見える形で要領よくしようとします。
周りの人にはそれが要領よくこなしてるように見えてるときがあるというだけです。
高校のときそこそこ勉強を頑張りました(自分で言うのもなんですが)。で、元から頭がいいヤツにはやっぱり敵わないんですね。頭の回転がいいというか、コスパがいいというか、かけた時間に対して理解できる量が多いんです彼らは。
ああ僕は少なくとも勉強についてはもともとの脳みその出来の部分で負けてんだなとはっきり感じたのを覚えています。
こういうのをなんというのでしょうか?『不出来の知』とでもいいましょうか。
他人とか自分に対して賢いって感じるってなんですかね?
より効率よくできる方法があらゆる作業には多分常にあって、
その存在に気づくまでは、現行の方法が最適だと思い込むわけですよね。
で、自分は気づけなかったその存在に気づいた人を「賢い」と思うということかと。
つまり、より最適だと思われる方法を、直感的にすばやく認知できることが『賢さ』なんですかね。
僕の場合、自分自身が要領よくないとわかっているので、より最適な方法の存在があるんだろうなということがわかります。なので自分はまだ賢くないんだろうなと思うわけです。
うーむ、悩ましいです。
今日も一生懸命生きてます。